今までと大きな違いは・・・、
1.土工工事の数量計算方法(面積)
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SXFブラウザVer.3.11が公開されました。
SXFブラウザは、電子納品における図面の目視確認を支援するためのソフトウェアで、図面データを表示・印刷する機能はありますが、CADソフトのように作図や編集の機能はありません。
SXFブラウザVer.3.11の主な機能は、
1.SXFファイルの表示
2.図面の印刷(拡大縮小印刷も可能)
3.CAD製図基準(H16.6)チェック
また、Ver3.10からの主な変更箇所は、
1.チェック項目”フォントサイズ”の初期設定”
CAD製図基準(H16.6)チェック機能における”フォントサイズ”のチェックに不具合があることを確認したため、チェック項目”フォントサイズ”の初期設定を”チェックなし”に変更した。
2.印刷の際の背景色
表示モードの設定であるバックグランド色を「背景色」または、「黒色」に設定した場合の印刷において、 正しく印刷されない場合があることを確認したため、印刷の際には、バックグランド色を白色として印刷することを操作説明書に明記した。
3.利用にあたっての留意事項
「フォントサイズのチェック」、「印刷に関する留意事項」を追加、「寸法線における矢印の表示」を変更した。
ダウンロード並びに詳細については次のURLをご覧ください。
http://www.cals-ed.go.jp/
SXFブラウザは、SXFの図面データ表示・CAD製図基準チェック機能・印刷などCAD図面の電子納品における目視確認を支援するためのソフトウェアですが、その最新バージョンSXFブラウザVer.3.10が本日公開されました。
CAD製図基準(案)の主な改定点としては、次の項目が挙げられます。
1.SXF Ver.3の対応
CADデータ交換標準フォーマットSXFのバージョンについて、CAD製図基準(案)における対応が追記されました。
SXF Ver.2.0 レベル2以上を対象とし、CADデータの高度利用を目指した場合には、SXF Ver.3.0 レベル2以上を使用することができます。
ラスタファイルの使用について、SXF Ver.2.0 レベル2以上の場合には、従来通り1枚の使用でラスタファイルの命名規則も変わりませんが、SXF Ver.3.0 レベル2以上の場合には、複数のラスタデータを扱うことができ、その際の命名規則は今までとは異なります。
詳しくは、基準(案)を見てください。
また、クロソイドや弧長寸法は、SXF Ver.3.1 レベル2で利用が可能になります、SXF Ver.3.0 レベル2では使用できませんので注意してください。
2.レイヤの階層
レイヤ構成を3階層からユーザ定義領域を追加し、4階層にしました。
これは、土木CAD製図基準(案)(土木学会)や道路工事完成図等作成要領との整合を図ったものです。
引き続き、「土木設計業務等の電子納品要領(案) 平成20年5月」が、平成16年6月版のどの部分を改定したか見てみます。
【管理ファイルの見直し】
p11の報告書管理項目で、「報告書オリジナルファイル日本語名」の記入内容「報告書オリジナルの内容について記入する」が、条件付き必須記入(データが分かる場合は必ず記入する)となっています。
【管理項目に規定されている文字数】
同じくp11で「報告書ファイル名」の記入項目で、報告書ファイルのファイル名を拡張子を含めて記入するとある文字数が、12文字以下から12文字固定になりました。
昨日公開された「土木設計業務等の電子納品要領(案)」平成20年5月版が、平成16年6月版のどこと差異があるか見てみます。
・大容量記録媒体
p18の電子媒体で、基本的にはCD-Rの使用とするが・・・ ・・・DVD-Rも協議により可とするとなっており、受発注者協議によりDVD-Rの使用を認めることになっています。また、その際のファイルシステムの論理フォーマットは、UDF(Universal Disk Format)Bridgeとするとされていました。
・電子媒体
p19の電子媒体の標記規則で、媒体の左右に「発注者署名欄」と「受注者署名欄」ががつかされました。
また、シールが剥がれることによって、電子媒体に悪影響があるとのことから、シールの貼付けをしないことになった。
国土交通省の報道発表があり、次の要領(案)・基準(案)が公開されました。
・工事完成図書の電子納品要領(案)
・土木設計業務等の電子納品要領(案)
・デジタル写真管理情報基準(案)
・CAD製図基準(案)」
国土交通省より次の三つの要領(案)・基準(案)について、改定に関する意見募集がありました。
1.土木設計業務等の電子納品要領(案)
2.工事完成図書の電子納品要領(案)
3.デジタル写真管理情報基準(案)
意見の募集は、3月19日(水)までです。
これらのダウンロードや詳細については次のURLをご覧ください。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/13/130306_.html
CAD図面の電子納品の際に、チェックシステムにかけたら、やたらとエラーが出たことはありませんか。あるいは自社ではエラーが無かったのに、発注者のチェックではエラーが大量に出た。また、エラーが何を指しているのかわからないなど・・・。
今日、開発者向けに公開された「SXF表示機能及び確認機能要件書(案)」では、これらに触れています。
「線種」を例にみると・・・
p9の線種の表では、CAD製図基準(案)の一点鎖線は、SXFの一点長鎖線・一点鎖線・一点短鎖線が含まれます。いずれの線種を利用しても一点鎖線ということです。
「線幅」を例にみると・・・
p13の掲載されていますが、1:2:4の組み合わせで、比率を線幅からの計算で求めてはいけない。また、輪郭線の線幅は対象外とする。比率の許容誤差は、±0.01とする。
電子納品(CAD製図基準(案))チェックシステムが、この要件を満たせば、かなり受注者の労力は軽減するのではないでしょうか。
ダウンロードはこちらから
http://www.cals-ed.jp/index.html