既設管の残存耐力を考慮し、従来の自立管の設計手法よりも経済的な設計を行う「更生二層構造管の構造計算PIP-D」が(株)シビルソフト開発より平成18年6月にリリースされます。
 従来の自立管の設計とは、「管更生の手引き(案) 平成13年6月(社)日本下水道協会」による、反転工法および形成工法による既設管の強度を期待しない手法でしたが、実際には既設管が損傷している場合であっても既設管が外力の一部を負担し、また、内部に形成した更生管の変形を制御するものと考えられることから、「更生二層構造管の構造計算PIP-D」は、より経済的な設計を行うことができるものとされています。